こんばんは
管理職専門コーチの
juncoです。
今日はコーチングスキルアドバイザーについて書いていきます。
コーチングスキルアドバイザーとは…
TCS(トラストコーチングスクール)でアドバンスコースまで学ぶことで取得できる資格です。
つまり、自己信頼、他者信頼、コーチングスキルを活かす方法を知っている方になります。
コーチングスキルアドバイザーの自己信頼とは…
まず、自分を信頼することです。そして、「信頼とはなんだろう?」を一緒に考えていきます。
例えば、「信頼できる自分になったら、どんな変化があるのかな?」を考えます。自分を信頼するためにできることをコーチングしながら学んでもらいます。
具体的には、
「自分が何かをやろうと決めたのになんでできないのか?」
できないことには、理由があるということを学びます。
そして、出来ない理由を解決していく方法は、「なりたい自分になること」です。ここで質問です。
「あなたは自分にとって何が大切かをあなた自身で分かっていますか?」
自己信頼ができている人は、1億円はいいと思ったけど、仕事ばかりで家に帰る暇もなく、家族バラバラになって生活するのは、自分に合わない。あなたが家族との時間をなにより大切にしているということをわかっていれば、仕事に追われて1億円稼ぐよりも、家族と一緒にいる方を優先します。
つまり、自分にとって何が幸せであるかを知っていれば、周りに左右されない自分になるのです。
そのためには、自分の価値観を知っていく必要があります。自分の価値観がないと信頼するベースがないのです。価値観を知るには、自分の中でぼやっと考えていること定義していくことです。
例えば、「幸せとはなんなのか?」は漠然としていますよね。これをあなたの中で、定義していくことです。これが価値観を知っていくことになります。
価値観を知って、目標に向かって進めなかったり、踏み出せなかったりするときもありますよね。それは、自分の弱さや、目標にしたくなり理由、ちょっと怖いなどの理由を探して解決いくことです。
という不安などのケースがあります。
その理由を探していくことで、本当に自分は起業したいのか?がわかっていくのです。
もし、起業できなかった!ということで劣等感を抱えていたとしたら、理由がわかることで劣等感を抱えなくてもいいとなります。
本当は起業したいけど、「踏み出せていないのはどうしてなのか」を一つ一つ解決していくことができれば、起業に踏み出せるようになります。
これが自己信頼です。それでは、次に他者信頼についてお話しします。
コーチングスキルアドバイザーの他者信頼とは
他者信頼とは、他者から信頼される自分なるということです。人は、一人では生きていけません。
生きていれば、必ず誰かの力を借りています。そして、その中にあなたが大切に思う人もいますよね。家族、友人、会社関係の同僚など、あなたの周りの中で「自分が大切だ!」と思う人から信頼関係を気づいていきたい!と思ったら、その人から信頼される必要があり、そのためには大切な人を大切にできるコミュニケーションを取りましょう。
ただ、誰からも信頼される必要はありません。
「自分が大切にしたい、応援したい人から信頼されるようになる」には、結局、相手が自分を信頼してくれないといけません。
先ほどの自己信頼のように自分は自分を信頼してるけど、相手も自分を信頼してくれる必要があります。そして、他者信頼を得るためには、温かいコミュニケーションが必要になります。まず、自分自身を言語化して、自分を知ることが自分とのコミュニケーションだとしたら、次は、人とのコミュニケーションで信頼を得て、あなたのやりたいことなどを達成していくことができるようになります。
コーチングスキルの本などには、コーチングスキルのことだけを書かれているものがありますが、自己信頼と、他者信頼があって、初めて効果を発揮できるものなのです。
TCS(トラストコーチングスクール)で学ぶコーチングスキルは大きく4つ
TCSで学ぶコーチングスキルの中には
の4つがあります。
質問
まず、質問についてですが、質問は人間の考えるための「脳の活用量を増やす」ための手段です。質問とは、自分が聞きたいことを聞くのではなくて、聞くことで相手の成長や目標達成をサポートすることになります。
フィードバック
次に、フィードバックについてです。フィードバックは、相手を客観的にみて「どう見えているか」を伝えることです。自分自身では気づけていないことを伝えて、現在地を確認してもらうためにフィードバックをします。
例えば、自分では完璧にできている!と思っても、相手から見るとできていない部分などがあります。つまり、自分では、できているつもりになっていても、実はそうじゃないと言う、思い込みの部分もあるので、「周りからはあなたはこう見えてますよ」ということを伝える必要があります。それがフィードバックです。
そして、フィードバックするためには、相手との信頼関係ができいることが大事です。
伝え方(アサーティブネス)
次に、伝え方(アサーティブネス)についてですが、これは意見が違う相手に対して、ストレートに伝える力です。また、相手も自分も否定せずに伝えるスキルでもあります。
例をあげると、私は英語コーチもしていますので、お客様の中には、「今後、翻訳機が発達してくると、英語なんかできなくても平気になるんじゃないの?」と言われることがあります。
その時に「そんな考えでは英語が上達しませんよ!」と相手の考えを否定した言い方をするのではなく、「便利な時代になりましたよね、ただもし、あなたが英語を話すことができたら、こんな世界ができると思いませんか?」と、相手の考えを受け入れながら、自分の考えもいいます。
というように、アサーティブネスは、相手の考えを否定せずに、自分の考えを伝えるスキルです。
承認(アクノリッジメント)
そして、4つの承認(アクノリッジメント)とは、相手の存在が大切であると認めることです。
これはというと、一人一人、考え方も価値観も違いますよね。相手が自分と違うからといって、「この人嫌だな、関わらないようにしよう」と相手の存在を否定するのではなく、この人はこういう考えを持っている人なんだと受け入れる必要があります。
例えば、職場などでは、考え方や価値観の違う人が集まります。ですので、相手を認める「承認」が大事です。
承認すると、相手のモチベーションに影響しますので、仕事に対して前向きになります。そして、承認するためには日頃から相手をよくみて、コミュニケーションを取ることが必要になります。また、承認とは、無条件で相手の存在を認めることです。
例えば、「挨拶」は、その人の存在を認めたことになります。
一つ例をあげると、私の会社には、お掃除に来る清掃員の方がいます。その方に初めて会った時はすごく無愛想に掃除をしていました。ですが、毎朝挨拶をしているうちに挨拶を返してくれるようになりました。そして、私が相手の名前を呼んで挨拶をしていると、向こうも私に挨拶をしてくれるようになったのです。
清掃員の方は最初、単なる掃除だけしていればいいと思っていたのかもしれませんが、挨拶をすることで、この会社の人達は毎朝挨拶をしてくれて、自分はここの掃除をしていることで会社の、役に立っていると本人が認めたから、だんだんと打ち解けていけるようになったのだと思います。つまり相手も私のことを承認してくれたことになります。これが承認することです。
このように、誰でもできる挨拶ですが、挨拶一つでも相手のモチベーションに影響します。
今回ご紹介した方法などを使えるようになるためにもコーチングアドバイザーになるコースがあります。
コーチングアドバイザーになれるコースのご案内
相手のやる気を引き出したり、気持ちのいいコミュニケーションが取れるにようになるには、コーチングのスキルが必要になります。
TCSでは、自宅にいながらコミュニケーションスキルを磨くことができます。トータル8時間の学習という短い時間で部下育成コミュニケーションの基礎が身につきます。
まずは、こちらの詳細ページをご覧ください。
コメント