こんにちは
管理職専門コーチの
juncoです。
今日はあなたが「リーダシップのある人」になるために、
部下に対して適切なコミュケーションを取ることが
できるようになるための方法についてお伝えします。
まず、このようなことで悩んでいませんか?
- 先輩のような上司になれるのか心配
- 部下のモチベーションが低くて困っている
- 初めて部下を持つことになったが、どうしていいかわからない
- 部下に指示が出せない
- 決裁にすごく時間がかかる
- 部下に注意ができない
- 部下と楽しく会話することができない
- 自分の負担が多くて困っている
- 家族との時間がなくなってしまった…
などなど、リーダーシップを必要とする方が悩むものはかなりあります。
そもそも、リーダシップがあると会社やチームにどんな影響を与えるのでしょうか?
リーダーシップがあると、会社やチームへの影響について
リーダーシップがあると、次のようなことが起きるようになります。
方向性が決まり、動きやすくなる
例えば、部長などのリーダーが、部署の目標を「安心して質問や相談しやすい部署にする」と決めていたら、小さな相談でも丁寧に答えるなどの対応をするようになります。仮にその場で解決するのが難しい相談なども一旦聞くなどの対応ができるようになります。
リーダーがリーダーシップがあることによって、目標(方向性)が決まり、部下に伝えることで、部下が動きやすくなるのです。
モチベーションが上がって「自ら動く部下」になる
先ほどのように、部長や課長などのリーダーが部の指針を決めておくことは重要です。
指針がないと、部の方針がわかりにくく、部下自身も何をしていいのかわからず、動きにくくなります。部の指針が決まることで、目標にズレていなかったら、部下自身で判断して動けるようになるのです。
その結果、部下が動くようになり上司も安心できます。そして、部下を認めてあげることができるようになります。部下自身も「自分で決めたことを認められた!」となれば、モチベーションも自然に上がり仕事を前向きにするようになります。
ですが、部下のタイプによって褒め方に違いがありますので、同じ褒め方をしても響く人と響かない人がいますので、タイプに合わせて部下のモチベーションを上げていきましょう。
リーダーシップがあるとメンバーが成長する
先ほどの話のように、心理的安全性のある環境を作り出すことで、メンバー自身がチャレンジできるようになり、成長することができます。
メンバーが成長するためには、心理的安全性のある環境が大切です。
もし、途中から間違っていることを言っているなと思っても最後まで聞いて、それを活かしつつ、こういう要素も入れてみてはどう?、という形をとることが望ましいです。
ポイントは、相手の意見を完全に否定しないこと。
心理的安全性を保つためには、いい部分を探して、「ココはいいけど」と全否定せずに伝えることが大切です。
相談するたびに全否定されては、相談しにくくなりますので、伝え方を工夫することで部下は相談しやすくなり、どんどん意見を出してみよう!と思うようになります。
誰でもそうなのですが、ずっと否定され続けると、意見を出さなくなります。ですので、部分的にでも認めてもらうことで、自分で考えて行動できるようになります。
繰り返しこのようなコミュニケーションをとることによって、部下自身も「何が受け入れられて、何が受け入れられないか、上司だったらどう考えるのかな?」という考え方ができるようになり、部下は成長することができます。
このように、リーダーシップがある人は、会社にとって必要です。
しかし、対応する相手(例えば、部下)のタイプによってコミュニケーションの取り方が異なります。無理にあなたの上司や先輩のようなリーダーにならなくても、まずはあなた自身のタイプを知って、相手に合わせたコミュニケーションをとって、リーダシップのある人になりましょう。
リーダーシップのある人になるために、相手のコミュニケーションタイプを知る
タイプはこちらになります。
① Fireタイプ
Fireタイプは、理想を高く持っている現実派です。やると決めたら、どんどん進んでいくタイプになります。また、結果を求める傾向も強いです。
Fireタイプは、誰かに指示されるのは苦手です。「自分で決めたい!」「自分で決めた形で行動したい!」と思っていますので、細かく指示されて動くタイプではありません。
そして、仕切りたがりで、ドライな一面もあります。率先して、部長などのポジションに着こうとする方もいます。負けず嫌いで、決断力があるように見えます。仕事をこなすスピードは早く、決断を急ぐ傾向にあります。そして、自分に対して厳しいタイプです。
② Landタイプ
Landタイプは冷静、理論的な現実派です。決断も慎重になりがちです。何をするのもデータを重視して決めていく傾向があります。
そして、論理的な部分が表に出るので、冷たく見えたりします。現実的なデータや過去の実績などを重視して、判断を下していきます。真面目で、無駄だと思う会話はせず、クールな感じのタイプです。
データを重視するあまり、リスクに敏感で、慎重です。計画的に淡々とこなす感じで、仕事を進めていきます。
③ Windタイプ
Windタイプは、何事にも好奇心旺盛で、様々なことにチャレンジしていくタイプです。細かいことは気にしない傾向にあります。エネルギッシュなので、メンタル強そうに見えますが、意外と繊細な一面もあります。人見知りなどもなく、よく喋ってよく笑うのですが空気が読めない場合もあります。
企画などをよく思いついて、人を巻き込むのが得意です。仕事に対しては、データや計画性はあまりなく、スタートアップにはやる気を発揮しますが、最後までやり遂げることは難しいです。
仕事の分担的には、スタート時は、Windタイプの人に任せて、ある程度仕事が進んだら、Landタイプの人に任せるようにすると、最後まで仕事をやり遂げることができます。
④ Waterタイプ
穏やかな感じで、みんなに気を使って、みんなとうまくやりたい!と思うのがWaterタイプです。
「場」の空気を読んで行動するのが得意です。Waterタイプの人は、面倒見がいいので、メンバーをサポートするのが好きです。しかし、相手の反応が気になっても我慢しがちで、言いたいことを溜め込んでしまう傾向もあります。
仕事では、周りの反応が気になるので決断力に欠ける部分があります。しかし、周りの期待に応えようとするタイプです。周りからの信頼関係はできているので、決断力をつけることと、言いにくいことを言えるようにすると、仕事がうまく回っていきます。
いかがでしたか?あなたのタイプはどれでしょうか?探してみてください。
そして、今度は相手のタイプに合わせたコミュニケーションの取り方を具体的にお伝えします。
タイプで使い分けるコミュニケーションの方法
「指示の出し方」
部下に対して、指示を出す時もタイプを知り適切な指示の出し方をすることで、より前向きに部下が動いてくれるようになりますので、実践してみてください。
① Fireタイプの場合
Fireタイプは単刀直入に指示を出しましょう。Fireタイプはゴールを目指していける人なので、ストレートに指示を出すことが大切です。
② Landタイプ
Landタイプの方は具体的に指示を出しましょう。なぜその指示に従う必要があるのかなどが気になるタイプです。理由ややることでどんなことが起きるのか?などを具体的に説明してあげると納得して動いてくれるようになります。
③ Windタイプ
Windタイプの方はできるだけ、自由に動ける形で指示をしてみましょう。Landタイプの人は具体的な指示なのに対して、ざっくりとでいいので、指示を出します。やり方などは自由にしてあげて、期日だけは守ってもらうなど、自由に動ける形が好まれます。
④ Waterタイプ
Waterタイプの方は、指示した後に、質問を聞いてあげるように関わりましょう。自分からは空気を読もうとするため質問しないので、指示を出した後に、「何か質問ある?」と質問してあげるようにしましょう。
「褒め方」
次に褒め方です。褒め方もタイプによって違いますので、使い分けてみてください。
① Fireタイプ
Fireタイプの方は過剰に褒めるのはダメです。「すごい!すごい!」と感情的に言うのではなく、事実として「〇〇さんがすごいって言ってたよ」と事実を伝えるようにして褒めてみてください。
② Landタイプ
次にLandタイプの方ですが、Landタイプの方は、具体的に理由も添えてちゃんと伝えてあげてください。例えば、「企画の〇〇な部分が△△な理由で、よかったよ!」と言うふうに褒めます。
③ Windタイプ
Windタイプの方は、単純な褒め言葉で大丈夫です。「めっちゃよかったよ!」と、理由や事実などなくても喜んでくれます。
④ Waterタイプ
Waterタイプの方の褒め方ですが、こちらは1回だけではなく、回数で伝えましょう。「助かったよ!」「ありがとう」「よかったよ!」っと、褒める頻度を増やして伝えるのがポイントです。回数が増えることで、安心します。
「質問の仕方」
次に質問の仕方についてですが、こちらもタイプによって違いますので、参考にしてください。
① Fireタイプ
Fireタイプの方の質問の仕方ですが、こちらは、「ちょっと教えてもらっていい?」という相談する形で、質問をしていくといいです。
② Landタイプ
Landタイプの方は、具体的に、何を聞きたいかを明確にして、「〇〇の△△がわからないから、こう困っていて」というように具体的に質問しましょう。
③ Windタイプ
Windタイプの人は、ストレートに質問してみてください。「わかんないんだけど、教えて!」というような直球の質問に対しても親切に教えてくれます。
④ Waterタイプ
Waterタイプの人は周りが気になるため、安心感が必要です。ですので、質問の前に、「こないだはありがとう!」と感謝を伝えたり、「今はこうだけど、もっとよくするためにどうしたらいいかなぁ?」というように質問している意図が前向きな質問ですよ!、あなたを注意するために聞いているわけではないということがわかるように質問してあげる必要があります。
このように、リーダーシップがある人は、相手のタイプに応じてコミュニケーションの取り方を使い分けています。もっと実践的にリーダーシップのある人になりたい方は、コーチングを学んでみてください。
詳しくは、こちらのスクールでお伝えしています。
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