管理職のあり方とは、コーチの立場から具体的にお伝えします。

こんにちは

管理職専門コーチの
juncoです。

 

この記事では、管理職のあり方について考えてみたいと思います。

 

管理職のあり方とは

管理職 あり方とはについての記事01

管理職のあり方について、ChatGPTに聞いてみると、このような回答が返ってきました。

管理職の「あり方」とは、組織やチームをリーダーシップのもとで効果的に運営し、メンバーを指導・サポートするための正しい振る舞いや態度、スキルのことなどの適切なあり方に関連するいくつかの要素を示します。

とのことです。管理職の中にある様々な仕事の中で、それぞれあり方が存在しているという印象を受けますが、あなたはどう思いますか?

あり方とは、「自分そのもの」

 

私が思う「あり方」なのですが、

管理職のあり方はコレです!

と決めることは難しいと思います。

 

その理由についてですが、あり方とは「自分そのもの」のイメージだからです。

 

「他の人から、自分はどう見えているか?」

また、「自分はどう見られたいか?」です。

 

管理職のポジションについている方なら

  • 相談しやすい
  • いつも安定している
  • 決断力がある。

など、このように見られたいって思って行動したことがあると思います。

ただし、決断力があるように見られたいから、会議の時も無理やり決断したり、相談しやすいと思われたいから、急に部下とフレンドリーになったりする。というように、無理やり意識して作っていくのではなく自然な形でなっていくことです。

 

「あり方」とは、自然体のあなた

管理職 あり方とはについての記事02

例えば、普段から、話を聞く姿勢を持って部下と接していれば自然と部下に安心感を与え信頼感が生まれてきます。

普段からの行動や発言が、相手に対して自然な形であなたの印象を作り出していきます。そのため、普段の行動や発言の一つ一つに注意を払う必要があるのです。そして、自然体の自分そのものがあり方につながっていきます。

 

このように伝えると「何も考えないで行動してもそれも自然な形なのでは?」と思うかも知れませんが、そうではありません。

 

管理職としての、自分の理想的なイメージというものがありますよね。

 

部下から自分はどう見られたいのか、どう見せていきたいのかを決めていくことが結果としてあり方に繋がります。

 

管理職のあり方は大事なの?

管理職 あり方とはについての記事03

「管理職のあり方ってそもそも大事なのか?」

私は、こういう管理職です!というあり方を持つことが大事ということではないと考えています。

あり方自体は「自然体のあなた自身」なので、大事である、大事ではないとかそういう話ではないということです。

例えば、先輩のあり方の方が優れている、上司のあり方の方が劣っているというような、優劣もありません。そして、あり方自体は様々です。

 

管理職としてのあり方もあれば、家庭を持っていれば、夫や妻としてのあり方、子供から見れば、父親、母親としてのあり方がありますので、あなたが置かれている立場によってあり方自体も変化します。

そして、考えるのであるなら、「管理職としてのあり方」を考えてみることです。自分自身は「どんな管理職になるのか?」を決めて行動していくことの方が大事です。

 

ここで、私からの質問です。

「あなたは、どんな上司に見られたいですか?」

あり方を見つけるためのセルフコーチング

管理職 あり方とはについての記事04

管理職としてのあり方を見つけるためにセルフコーチングをしてみましょう。

 

「あなたにとって理想の上司はいますか?」

 

もし、いない場合は「どんな上司が理想的なのか?」と、理想的な上司が実在するとして考えてみてください。

 

理想的な上司の下で、

「あなたはどんなふうに働きやすくなりますか?」
「どんなことでモチベーションが上がるのか?」

などを部下の立場から考えてみてください。

 

そして、次に、自分よりもさらに上の上司の立場から考えてどうなのか?なども考えていきます。

 

例としてこのような形で考えます。

上司(部長)自分(課長)部下(係長)

 

上司(部長)から見て、

理想だと思われる自分(課長)、

部下(係長)から見て、

理想だと思われる自分(課長)、

 

自分が、部長だとしたら、

「どんな課長が理想なのか?」

自分が、係長だとしたら

「どんな課長が理想なのか?」

 

と多面的に考えることです。

 

部下から見て、理想の上司は考えやすいですが、上司の立場に立ってみることはあまり考えませんよね。部長からすると、こんな課長がいたら嬉しいだろうなぁと考えてみてください。

 

まとめると、もし自分が部下の立場だったら、理想の上司がいたらどうなのか?逆に、そんな部下がいたら、自分はどう思うのか?など、様々な立場で考えてみます。このようにして、管理職のあり方を見つけていきます。

 

ぜひ、あなたの管理職としてのあり方を見つけていくために、セルフコーチングをしてみましょう。

 

上司として、部下を成長するための関わり方であり方につながる

管理職 あり方とはについての記事05

より良い管理職としてのあり方でいるために普段からの行動を振り返る習慣をつけてください。

 

例えば、部下とのやりとりの中で部下が凹むことがあったら、これでよかったのか?と振り返るなどです。

もし、怒られた!で部下が凹んでいるなら、部下の問題ですが、話を聞かずに怒ったなどの言い方に問題があった!などは次からならはやらないようにしましょう。

こっちは怒ったつもりでなかったとしても、部下が凹んでいたとことがあったとしたら、何に凹んでいるのか?を考えるようにします。

職場のコミュニケーションの中には、認識のズレや仕事の期限のズレ(上司が出す期限の日に、部下が提出してくるなど、こちらの想定のズレ)など、ケースは様々あります。問題が起きた時には、振り返る癖をつけておきましょう。

ちなみに、私は…管理職をどう思っているのか?

私は、上司や部下関係なく「相談されやすい人でいる」ということを大切にしています。

ポイントは、どんな話でも、否定せずに一旦受け止めることです。一旦話を受け止めることで、相談されやすい人という印象を持ってもらえます。ただし、こちらの伝えたいことは言います。

私は、管理職として仕事していますが、管理職である前に一人の人間と思っています。

人としての倫理観、優しさ!は大事ですよね。管理職はただの役割です。管理職だからこうあるべきだ!よりは、人としてどう相手と接するかを大切にしたいと考えています。

私自身の話ですが、上司の方が課長の時はとても話やすく、相談し易かったのですが、課長が部長に昇進してから、急に話にくくなり、相談することも減りました。そして、その気持ちを直接上司に伝えたのです。「すごく話しにくくなったのですが…」と伝えたところ、立場が違う!と言われたのです。部長になり、部下から相談しにくい状態になってしまうと、仕事が思うように進まないことも出てきます。ですので、日頃から相談されやすい上司でいるために、コーチングスキルを生かしながらコミュニケーションを大切にしています。

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